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2013/03/06 広島大学授業評価アンケート分析(24後) 回答率

 広島大学では講義の質向上を目的として、学生に授業評価アンケートを行なっている。このアンケートの結果はまとめられて閲覧することがが可能だ。

 アンケートの回答率も期間中は公開される。最終的な回答率はいつでも見ることができるが、毎日更新されるその回答率はその日しか見ることができない。今回はその回答率の推移をまとめてみた。そこから学部別の性格が現れるとおもしろい。

 アンケートは、試験期間の2週間を挟んだ4週間で行われる。回答率の公開は平日に行われ、土日と祝日は公開されない。未回答の学生に催促メールが計4回送信された。

学部別回答率推移


 明らかに工学部の回答率が高い。最終的に半分以上の学生が授業評価アンケートを行なっている。調べてみると、どうやら工学部では授業評価アンケートが義務となっているようである。
 最終的な回答率は以下の通りである。

総合科学部 27.9%
文学部   24.6%
教育学部  23.5%
法学部   24.0%
経済学部  19.8%
理学部   25.0%
医学部   20.7%
歯学部   20.7%
工学部   68.9%
生物生産学部31.7%
薬学部   31.4%
全体平均  33.1%


 経済学部の回答率は低い。経済学部は講義が少ないというイメージがある。講義への関心が薄いのかもしれない。対して生物生産学部は高い。人数の少なさは率を上げている要因かもしれない。
 同じ医療系だが医歯は低く、薬は高いというのは興味深い。何かこの2つに異なる性格があるのかもしれない。

大学院ではこのようになっている
研究科別回答率推移


 1/29のところで急に回答率が伸びているのは、この前日に催促メールが送られていることと関係していると思われる。大学院でも工学研究科は回答率が高い。
 最終的な回答率は以下の通りである。

文学研究科      28.5%
教育学研究科     29.8%
社会科学研究科    38.1%
理学研究科      31.9%
先端物質科学研究科  51.2%
工学研究科      74.1%
生物圏科学研究科   29.2%
国際協力研究科    64.2%
医歯薬保健学研究科  35.9%
総合科学研究科    45.5%
特別支援教育特別専攻科13.0%
全体平均       49.5%